どんな分野でもそうだろうけれど、
やっていていきなり「繋がった!」という瞬間があると思う。

ヴァイオリンではそれは何度も経験済みだ。
出来なかった事が出来るようになった瞬間に
先生が言っていた意味と頭では理解していた内容、そして身体の状態が
一致する、という感覚。

それが昨日、ふとやってきた。
それは不思議な事に歌だった。

そもそも僕はあまり歌は歌わない。
別に音痴ではないし、リズムが合わない、というわけでもないけれど、
発声がうまくいかないからだ。
下手ではないけれど、上手でもない。
なによりいい声だと思えないから人前でもあまり歌いたくない。

その僕の音域は下のミの音から2オクターブ上のミまで。
でも、上の方はかすれたり、たまに裏返ったりしてしまう。
音域も狭い上に声量も出ないし、歌ってて苦しい。
モチロン人前で歌う機会もほとんどないから練習もしないし、
カラオケなんて何年も行ってない。(楽器練習ではあるけれど)

ところが今度ライブで歌わなければならなくなり、
昨日、ふと練習をしてみた。

するとどうだろう・・・!?
苦しくなく、いつもの音域が軽く出る。
あれ?これって・・・??
確認してみたらいつものミの音から更に5度上のシあたりまで出る!

こんなに高い音が出せたのは人生初。
もしかしたらトレーニング後で疲れきっていたのが良かったのかもしれない。
とっさにこの感覚を忘れないように、と数十分だが練習してみた。

さて、翌日の今日。
昨日みたいに歌えるか試してみると・・・
残念ながら元の状態。
あれは奇跡だったのか?
いろいろ試してみたけれど、普段練習していないから、
よく分からず、カスリもしない感じ。
自分の状態すら自分ではよくわかってないもんだな、と
思いました。

・・・オチがないので、代わりに感動した動画を載せます。

これは、たった3人の男性が銃も持たず、
アフリカの野生のライオン15匹の獲物を横取りする、という「狩り」です。
誰が考えた方法なんでしょうか。
勇気と知恵が生み出した狩りですね。

さて、明後日は波葉菜亭でライブです!
すでに満席!満員御礼ありがとうございます!
花粉症、ギリギリまだ大丈夫っぽいですから
楽しんでいきたいと思います。