ウブドのホテルにて

僕は旅をする時、たいていガイドブックは前もって見たりしない。
仕事じゃないんだし、その日の気分で動きたいから。

だからバリについても、何も知らない状態からスタートしたが、
すぐに言葉がちょっと面白いことに気付いた。

「テレマカシ(ありがとう)」と伝えると、
「サマサマ(どうしたしまして)」と返ってくる。
サマサマって・・・。初めて聞いた時は日本人向けの言葉か、と
本気で思ってしまった。

そして火山のある場所の名前が「キンタマーニ」。
命名したのは実は日本人だったり・・・と、疑ってみる。

本を見てみると、昔本当にあった王国の名前が「ゲルゲル王国」。
そして影絵芝居では悪魔の名前が「バカ」。
うーん、面白すぎる。

カフェに入ってみると
「フレッシュ ウコン」ジュースがあった。
思わず頼むと思ったとおり不味い味だった。
フレッシュ、と書いてあると、それだけでなんだか
美味しそうな気がするのはなぜだろうか。

商店街をブラつくと、マッサージ店が多い。
バリ式伝統マッサージ、というのがあるらしい。

日本ではマッサージはほとんど行かない僕だが、
タイに行った時もタイ式マッサージは受けたので(痛かった)
今回もやってみようと行ってみた。
スクラブも一緒に頼んでみた。

すると、スケスケの紙の下着を渡され、
これに着替えろ、と言う。
全裸にスケスケの紙の下着・・・うーん、抵抗がある。。
でも着替えてうつ伏せに寝てみた。

するとマッサージにやってきた女性、
その紙のパンツを掴むと、一気にずり下ろして
マッサージを始めた。
きっとマッサージ業界では
「お尻丸出し」は普通の事なんだろうな・・・と
思ってはみるものの、なぜか屈辱感。
あの、、恥ずかしぃんですけど。。

そうは言うものの、終わってみると爽快!
バリは食事も美味しいし、マッサージもいいし、
気候も晴ればっかりで、一気に良い気分になった。

暖かいのに虫(蚊)も少ない。
これはどうやら乾季だからだそうだ。
雨季には大量に発生するらしい。

街角にて

レンタルバイクを借りてアチコチ走って回ったりもしてみた。
(ちなみに国際免許持ってても本当は違法です・・・
 でも、免許を取るのは簡単で安い。視力検査すら無い)

その後、ウブドからサヌールへ移動し、海を満喫。
ヌガラではジェゴグ、という巨大ガムラン(大砲のような大きさ!)
を聴き、ブノアでは海、プール、シュノーケルを楽しんだ。
ライブは勿論、毎晩観に行ったけれど、
やっぱりバリの伝統が根付いているものが面白かった。

ヴァイオリンも何度か弾いたけれど、
不思議な事に暗い曲が似合わず、
明るい曲を弾きたくなるのは南国のせい?
珍しく、明るく単純な曲を書いてみたり。

そんな感じでいい旅でした。
バリはどこへ行っても人々にホスピタリティがあり、
素朴さもあり、自然は色鮮やかで生命力が宿っていて、
なんだか元気をもらえるような場所でした。
また行きたい場所がまた一つ増えました。

さて、長くなりましたが、
次回のチャリティーライブのお知らせ!
29日の日曜は午前に板橋で、午後は高円寺でライブです。

詳細は以下!

■2011/5/29(Sun)■
【いたばしふれあい祭】

東北の震災のチャリティーイベント
時間:5/29(日) 10:50~11:15
場所:東武東上線の上板橋駅から徒歩5分の平和公園

出演:ポール・N・ドロシュ、アブダッラ、閔賢基

■2011/5/29(Sun)■
【震災義援金チャリティライブ】
@高円寺パボカフェ
SharkiRoma Charity Nights vol.4

ジャンルやテイストの異なるミュージシャンが高円寺にあるモロッコ風バー「パ
ボカフェ」に集結!境界線を超えたサウンドは、異国情緒あふれた空間でどんな
化学反応を起こすのか?
※ミュージックチャージは「投げ銭制」。全額を災害支援NPOへ寄付いたします。

http://civic-force.org/

5月29日(日曜日)
高円寺パボカフェ

OPEN 18:00
START 18:30

出演
■吉田拓矢
年間約150本のライブをこなすシンガーソングライター。聴く人を選ばぬBorder-less
な音楽性と、小手先ではない心で歌うその声は、確実に聴く人の心に届く♪
「Continue(コンティニュー) 」[CD+DVD/OCTET RECORDS]絶賛発売中!
■蛇腹姉妹
佐々木絵実、藤野由佳のアコーディオンデュオ。「暗い三拍子、東欧・北欧トラ
ッド、高速、変拍子」などをキーワードにスリリングで繊細なサウンドをお届け
します。
■ブラッキー坂口
ボーカルトレーナーとしてロードオブメジャー、井出真理子らを育て、現在はジ
ョイス・ミュージック・アカデミーでアーティスト育成、コンポーザーとして活
動する傍ら、アーティスト「ブラッキー坂口」としてもライブ、イベント、学校
コンサート、オリジナルCD製作にと多方面で活躍中。
■シャルキィロマ
国境なきオリジナル民族音楽を創作する3人組のジプシースタイルユニット。メン
バーは、ダラブッカ/畔上昭仁、ウード&ブズーキ/ハッカイ、ヴァイオリン/閔賢
基。
1stアルバム「WANDERING」絶賛発売中。iTunesStore、Amazonなどでワールドワイ
ドに配信されている。

エントランスフィー:1000円(1ドリンク付)
ミュージックチャージ:投げ銭(全額を災害支援NPOへ寄付いたします)